
Netflixで見られている映画TOP10内に入ってきたこともあり、BASSONICで聴く映画 第14回目は「マトリックス」を取り上げます。映画館で初めて見たときから何度も見ている大好きな映画の一つです。
この映画の特別なところはやはりストーリーにあると思います。もし今生きている世界が架空のものだったら?こうしたフィクションはそれまでもいくつもあったと思いますが、それがコンピュータの作り出した仮想世界であるということが新しく、コンピュータ世界という設定を利用した斬新なアクションシーンと相まって、世界中で大ヒットし、今またマトリックス4が作られるようです。
全くの余談ですが、Netflixのオリジナルドラマで「Dark」という人気作品があって、この中で「デジャヴュはマトリックスの誤動作だ」と主人公が言うセリフが出てきて、思わずニヤッとさせられます。「Dark」の世界もも似たような秘密がある事の暗喩だったのですが、これ以上は激しいネタバレになるので、ご興味を持たれた方はぜひ「Dark」もご覧ください。こちらも非常に面白いです。
さて音ですが、Neflix版ではBlue-rayバージョン並みに良い音が入っていました。
- BASSONICで聴くと、マトリックスのあのカタカナ文字が縦スクロールしていくノイズ混じりの音が一つ一つ粒立って聞こえます。
- 何度も見ている映画ですが、やはり効果音の演出が濃くて聞いていて楽しいです。マトリックス世界ということを強調するためだと思いますが、トリニティが警官の手を折るところとか、ジャンプして隣のビルに飛び込む際の効果音。現実には起こりえない効果音が幾つも入っていて、枚挙に暇がありません。
- モーフィアスとのスパーリング時の太鼓の音が非常に良いです。BASSONICは非常に音の分離の良いスピーカーですが、1つ1つ太鼓を叩いている感じがちゃんと出ています。
- マトリックスといえば、カンフーのみならずガンファイトも多いですが、銃撃の音の迫力が凄いです。マシンガンの音のキレ、瓦礫の破片が飛び散る音とBGM,そして銃声。それぞれちゃんと分離していて、はっきりと聞こえます。
- そしてヘリがビルにあたってガラスが湾曲する際の音、その後の爆発の音も見事に出ています。ここではあざとい程の重低音が入っていそうですが、もともと入っていないので、意外と軽めの音になります。
- エージェントスミスとの決闘も、素晴らしい緊迫感です。この音がなければ、本物のカンフーができる役者と比べると今ひとつなので、緊迫感が薄れてしまいますが、BASSONICであればご家庭でも十二分に迫力の音が楽しめます。
いかがでしたでしょうか?続編は評価が分かれるところですが、この1は間違いなく面白い映画なので、もしも見ていない方がいましたら、ぜひオススメいたします。
それでは良い音をお楽しみください。