カテゴリ:アニメ



映画 · 31日 10月 2020
ハロウィンにふさわしい映画はいくつもありますが、今回は「ティム・バートンのコープスブライド」を取り上げます。ティム・バートンと言えばなんと言っても「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」が思い浮かびますが、こちらのコープス・ブライドもかなりの傑作です。何より「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」から12年の歳月を経ており、当時の最新技術で撮られた本作品の映像は今の目で見ても素晴らしいものがあります。 念の為申し上げますが、この作品はストップモーションアニメといって、人形を少しづつ動かしながら一コマずつ撮っていって、アニメーションにするという気の遠くなるような作業をして撮影したものです。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」では若干ぎこちない動きだったものがなめらかに動いており、それだけでも素晴らしいのですが、ティム・バートンらしく徹底的にこだわり抜いた世界観と人形や建物のデザインを見ているだけでも楽しめます。 舞台は19世紀のヨーロッパ、没落貴族の娘・ヴィクトリアと貴族の地位を目的に政略結婚させられる豪商の息子・ヴィクター。一目見て、お互いを気に入った二人だったのですが、結婚式のリハーサルで誓いの言葉を覚えられず、神父から結婚式の延期を言い渡されてしまいます。ヴィクターはその夜、森で誓いの言葉を練習していましたのですが、彼女の指に見立てた枯れ枝に結婚指輪をはめたところ、土が盛り上がり中からコープスブライド(死体の花嫁)・エミリーが現れます。自分にプロポーズしたものと思い込んだ彼女はヴィクターを地中の奥深い死者の世界に連れ去ってしまいます。ヴィクターとヴィクトリアの結婚はどうなってしまうのか? 全体的にホラーチックなデザインではありますが、エミリーはそれでも美しく魅力的に描かれており、もう一人のヒロインであるヴィクトリアよりも魅力的です。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」でもそうでしたが、ティム・バートンは人ならざるものへの愛情が深く、この作品でも不気味ではあるもののユーモラスに骸骨やモンスターを非常に人間的に描く一方、生きている人間の方は不気味で愛が乏しいキャラクターがほとんどという、そりゃあヴィクターもエミリーに惹かれてしまうのも宜なるかなという逆転した世界を描いている点が、いかにもティム・バートンらしい映画になっています。 この映画のラストシーンは非常に美しく、製作者たちのエミリーへの愛情が詰まっており、ぜひ大画面で見ていただきたい素晴らしいシーンです。 音の方も拘りを感じる録音で、効果音・声の分離がよく、様々な方向から鳴ってくれます。一方、一応ミュージカル仕立てではあるものの、楽曲の方は、ミュージカルというよりもストーリーを見せることを優先した結果だと思いますが、それほど拘りを感じられず、その点は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の方が印象的な曲が多く好きです。 映画をみるなら、ぜひ迫力のある音で御覧ください。小型でも映画館並みの迫力のある音を聴くことが出来ます。 BASSONICレンタルページ https://sparkynoise-rental.jimdofree.com/ それでは良い音をお楽しみください。

映画 · 29日 10月 2020
今回ご紹介するのは、Netflixオリジナル映画「フェイフェイと月の冒険」です。Netflixの予告動画でフェイフェイの歌が気に入ったので日本語吹替版で視聴しました。 中国のパールスタジオと、アメリカのソニー・ピクチャーズ・イメージワークスの合作ということで、映像はかなり美しく、音楽はとても良かったです。特に「ロケット・トゥ・ザ・ムーン...

映画 · 20日 9月 2020
劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の公開と同時に、Netflixにて「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 - 永遠と自動手記人形 -」が配信となりました。京都アニメーションの最高傑作と言って過言ではないTVアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の本編より1年後くらいの物語です。...

映画 · 30日 7月 2020
BASSONICで聴く映画 第30回目は、京都アニメーション(以下、京アニ)制作の「聲の形」です。京アニというと、あの惨劇を思い出す方も多いことと思いますが、日本最高峰のアニメーションスタジオの1つです。 「聲の形」は、障害といじめという非常にセンシティブなテーマを扱ったアニメーションです。...

映画 · 18日 7月 2020
少し古い作品ですが、国内アニメで当時最も音にこだわりを持って作られたアニメでしょう。BASSONICで聴く映画...

TVシリーズ · 03日 7月 2020
さて、本来なら映画を聴いてその音をお伝えする企画なのですが、これまでNetflixで再生し音を確認して記事を書いていたのですが、そろそろアニメ映画の記事をいれても良いかと思って、Netflixの映画のトップ10をみると「泣きたい私は猫をかぶる」が最上位にいて、これにしようかと思いましたが、流石にNetflixユーザー限定になってしまうので断念し(こちらも良い映画です)、それならと、大人気アニメ「鬼滅の刃」の音をお伝えすることにしました。 「鬼滅の刃」を取り上げたのにはいくつか理由があります。 アニメ放送開始以来爆発的に人気が上がり、今や誰もが知るほどのコンテンツであること 各話の絵のクオリティがほぼ映画並み(ぜひ大画面で見ていただきたい) 音の方もTVのスピーカーでは再現できないような繊細なサウンドデザインがなされている BASSONICで聴くと、気付かされるのがBGMが非常に豊かなことです。 例えば1話にしても、多くのシーンでBGMが演奏されているのですが、TVで聞いていたときにはほとんどそれに気づくことはありませんでした。TVのスピーカーは基本的に人の声が聞こえればよいという考え方でチューニングされているので、繊細なBGMなどは埋もれてしまうことが多いのですが、それでは勿体ないくらい美しい音が入っています。 また、剣戟の音が生々しいです。冨岡義勇が日輪刀を振るうたびにゾクゾクするような音がします。 そして、「紅蓮華」に触れないわけには行かないと思います。今や街のお店のどこかでかかっていると言っても過言ではないほど、耳にする曲ですが、安いスピーカーでは、エレキギターのディストーションが潰れてしまいますが、BASSONICではシビレルような音を再生してくれます。 鬼滅ファンの皆様、是非BASSONICで「霹靂一閃」の音も聴いてみていただきたいと思います。 今まで聴いてきた音とは一線を画する音が聞こえると思います。 それでは良い音をお楽しみください。